2025.12.12
新大阪・淀川区で飲酒の悩みを抱える方

毎日の仕事に追われる中で、ストレス解消のつもりだったお酒が、いつの間にか「やめられない習慣」になっていませんか。朝のだるさ、集中力の低下、遅刻や欠勤、家族とのすれ違いーーこうした変化は、飲酒が社会生活に影響し始めているサインかもしれません。
また、リモートワークが増える昨今、つい昼間にも飲酒してしまい、飲酒しながら仕事をしているという状況も起こりやすくなっています。
目の前の一杯で人生が決まるわけではありません。しかし、一杯一杯の積み重ねが健康や人間関係、社会生活を左右していくのです。
「仕事があるから受診できない」と思っていませんか
会社員の方からは、「忙しくて病院に行けない」「精神科に通っていることを知られたくない」という声をよくお聞きします。しかし、アルコールの問題は放置すればするほど、体調不良やミス、対人トラブルなど仕事への影響が大きくなる傾向があります。
また、依存症にまでなっていないから大丈夫と思っていても、プレアルコホリックという依存症になる前段階かもしれません。ともかく早めに受診し、適切な治療を受けることで、今の仕事を続けながら回復を目指すことが十分に可能です。
アルコールの問題は“意志の弱さ”ではなく治療が必要な病気です
「自分の気持ち次第でやめられるはず」と一人で抱え込む方も少なくありません。しかし、飲酒問題は医学的に治療対象となる病気です。
当院では、飲酒量や生活状況、仕事への影響などを丁寧にお伺いし、不眠やうつといった飲酒から起きる精神症状にも対応しつつ無理のない治療計画をご提案しています。
プライバシーに配慮した安心の診療体制
「会社に知られたくない」「誰にも言えない」そんな不安を抱えたままでも大丈夫です。当院では守秘義務を厳守し、プライバシーに十分配慮した環境で診療を行っています。
ノックビンやシアナマイドといった抗酒薬だけでなく、減酒のためのセリンクロやレグテクトといった飲酒欲求を抑える薬も使用できます。薬物療法だけでなく、心理的サポートや再飲酒を防ぐための生活指導、集団治療プログラム等、個人の実情に合わせた支援を大切にしています。
「やめたい」と思えた今が、受診のタイミングです
日本でアルコール依存症の診断基準を満たす人は57万人と見積もられています。そのうち受診している人は約5万人程度と言われ9割以上の人が未治療であると指摘されています。ですから、飲酒をやめたい、減らしたいと思えた今は、回復への大切な第一歩です。
新大阪・淀川区でアルコールの悩みを相談できる精神科として、当院は働くあなたの健康と生活を全力で支えます。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
