主な原因
SASの主な原因は肥満による喉周りの脂肪ですが、顎が小さい、舌が大きい、扁桃が大きいといった生まれつきの身体的特徴や慢性的な鼻炎など耳鼻科領域の病気が原因となることもあります。
- 肥満 : 首や喉まわりに脂肪がつき、気道を狭める。
- 顎が小さい : 顎の骨格が小さく、舌根が気道を塞ぎやすい。
- 舌が大きい : 顎の骨格が小さく、舌根が気道を塞ぎやすい。
- 扁桃腺が大きい : アデノイドや扁桃腺が肥大し、気道を塞ぐ。
治療について
SASは放置し続けると重度な合併症を引き起こすこともあるため、できるだけ早く原因となる肥満の改善や治療を行うことが必要です。
当院では外来診療にて睡眠時ポリグラフ検査を行い、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)の使用も検討します。SASが疑われ検査をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。