部署紹介

咲く花クリニック「臨床心理室」

臨床心理室では、臨床心理士/公認心理師が、心理検査や心理面接（カウンセリング）を行っています。その他、デイケアでのプログラムやアルコール依存症治療プログラムも担当しています。

心理検査

心理検査を通して、その人のこころの状態や能力の特徴、考え方の癖や人間関係のパターンなどを理解しようとすることができます。
　「なかなか症状が良くならない」、「どうしていつも同じことを繰り返してしまうんだろう？」、「自分のことがわからない」…など、自分について気になることがある時、ご参考ください。
心理検査は、次のような種類があります。

人格検査

性格傾向や考え方、物事のとらえ方、感情の動きなどを知るための検査です。質問形式のものから、絵を見たり描いたりするものまであります。

知能検査

知的特性や、能力のばらつきを客観的に見る検査です。その人の得意分野や苦手分野を知ることができます。

認知機能検査

物忘れを始めとする認知機能を測る検査です。軽度認知障害（MCI）や認知症の重症度、高次脳機能障害による影響などを把握する場合に用いられることもあります。

その他にも、気分状態や人間関係のパターンなど目的に応じて色々な検査があり、いくつか組み合わせて実施することが多いです。成人の方を対象に、発達的特性についての検討も行っています。
これだけで診断名が確定することはありませんが、診断や治療方針の一助になることがあります。

当院では、各種検査に精通した心理士が担当いたします。興味を持たれた方は、主治医にお申し出ください。

心理コンサルテーション

心理検査の結果を踏まえて、今後について心理士と一緒に考えるための面接です。
検査結果は丁寧にお伝えします。ご自分のことをより理解していただいたり、お困りごとについて新たな対処法や生活の工夫を模索したりする手助けとなることを目指します。
心理検査の結果をご活用していただくために、心理検査とセットでのご利用をお勧めしています。

心理面接（カウンセリング）

様々なこころのお悩みをきかせていただき、ご自身で悩みや問題に取り組んでいくことをサポート致します。